光林のルーツは1軒の小さな精肉店でした。昭和40年代に開業した「平沢商店」は、当時立川にあった屠場から直接仕入れを行う精肉業者として地域に美味しいお肉を供給する業者として人気を博しました。
同時に韓国料理としては知る人ぞ知るスンデを手作りしたりと、朝鮮人らしさを感じさせる特色あるお店でもありました。
平成元年、「平沢商店」と併設する形で焼肉店「光林」をオープン。「平沢商店」で仕入れる質の高い肉、オモニの味は今も光林のスピリッツとして息づいています。
やがて屠場の閉鎖に伴って「平沢商店」を廃業し焼肉店に一本化しますが、それまで培った肉を見る眼は今も光林を支える大事な屋台骨です。
平成16年、都内最繁盛店をはじめ数店で修行をした現店主が代継ぎします。焼肉業界の最前線と実店舗経営で培ったノウハウで、調理場の改装やメニューのリニューアルなど次々と時代に即した焼肉店へと光林は進化することになります。
とはいえ最も大事なのは「光林らしさ」。これまでも、これからも、「光林らしさ」を大切にお客様に美味しいお肉を届けてまいります。
当店では特に「〇〇牛」と牛の産地やブランドを指定した仕入れは行っておりません。国産のA4~A5等級からその時々で美味しい牛肉を仕入れることでお客様に美味しいお肉を提供しています。
ベースとなるのは、創業以来不変の「たれ」。奇をてらわず堅実でしっかりと料理の味を引き立てる「光林のたれ」を生かした料理作りが主体となってます。
ただし新メニューを開発したり、少しづつ様々な味を現代向けにチューニングしたりと、実は色々と見直しして今に合った料理を提供しています。
「地域に密着してお客様一人一人に精いっぱいのサービスを心がけるお店にしたい」これが光林のサービスに対するスタンスです。
これからも、在日コリアンのルーツ、スピリッツ、昔ながらの雰囲気を生かしたイメージを守って精いっぱいのサービスをお客様に提供してまいります。